2010年11月アーカイブ
2010年11月25日
ヌーボー!
ボジョレー・ヌーボーをいただいた。
もちろん、お店にお金をちゃんと支払っている。
なので「飲み屋で飲んだ」が正しい。
別にぼくはボジョレーの初物を解禁を楽しみにしているわけでもなく。
いったいどこがありがたいのか、といぶかしんでいたくらいだ。
駅前にできたフレンチ居酒屋のマスターは
「とりあえず、フランス料理やし入れようかとは思ってます」
なんてどっちつかずの発言をし、よく行くバーのバーテンさんは
「ボジョレーのこと寸前まで忘れてたんですよねー」
なんて酒商売らしからぬことをおっしゃる。
ほんとうに、ボジョレー・ヌーボーはそんな大層な酒なのか。
聞くところによると、ボジョレーの新ものを珍重しているのは、本国フランスと、日本だけだそうだ。
しかしながら、前述のフレンチ居酒屋が
「ちゃんと入れますよ」
なんて声をかけてくれていたこともあり、解禁の翌日、そのお店をたずねた。
「じゃ、さっそくですけど」
と言うと、笑顔でボトルをもってきてくれた。
静かにグラスへ注がれていく紫紺。
注がれたボジョレーを口に含み、ゴクリ、と飲み込む。
これが、うまい。
すっきりしていてほんのりとした甘みがあって、しかもしつこくなくて。
ジャブジャブ呑めそうなくらい、口当たりがいい。
いつか、とある人に言われた。
「自分がもの食べる前に、『これってどんな味?』って聞くんは失礼やで」
自分の口で味わうワインは、とてもおいしく、味と香りのすばらしいものだった。
2010年11月18日
いつのまにかコミュニケーション
ブログの更新をさぼった後、知人に会うと
「ああ、ひさしぶり!最近見ないから元気かなと思ってたんだよ」
なんて声をかけていただくことがある。
残念ながら生きております。
更新を再開すると、mixiの足あと機能が便利で、日記が更新されるたびに足あとが増える。
足あとが増えているということは、すなわちブログを見に来てくれている人がいるということになる。
ただただ感謝。
それがツイッターの流行によって、今度は意識していない人にまで、ぼくの近況が見られている。
「旅行楽しかった?」
「自分また引っ越したらしいな」
「今日また遅刻したやろ?」
まさに、トゥルーマン・ショー。
もっとも、監視させているのはぼくなのだが。
とある人が「ツイッターでみんな『なうなう』言ってるけどそんなに寂しいのか」と指摘していた。
この「寂しい」という表現、当たらずとも遠からずではないか、とぼくは思っている。
寂しいから誰かに見てもらいたいわけではないが、誰か見ているはずなのに、黙っていることに違和感を感じる。
リアクションの有無はべつに重要ではなくて、人のいるところに自分が発言していることを意識して、みんな「なう」するのではないか。
もし対面の相手なら、一方的な会話でもいい、無言に苦痛を覚えることもあるだろう。
黙っていることが苦痛だから、つぶやく。
そこに相手の有無は関係ない。
デジタル時代のコミュニケーション。
そこに必ずしも相互性は必要ないのだろう。
2010年11月17日
快適の意味
MacBook Air新モデルのアナウンス直後、会社の人に「いやー、新モデル欲しいっす」とぼやき続けていた。
すると「あのスペックだったらWindowsのネットブックで十分だよ」とのお返事。
いやいや、スペックじゃないんです、ぼくが欲しいのは、あの薄型軽量で設計に配慮されたMacなんです。
そこまで言うと、相手は腑に落ちない表情ながらも、納得してくれた。
しかし、今度はぼくのほうが、もやもやにかられてしまった。
数年前までは、CPUやメモリの多い端末を選べばOK、という風潮が多かった。
それは、WindowsなどOSや各種プログラムの動作に、性能が大きく影響したからだ。
それがいまやどうだろう。
コンピュータ自体のスペックは、一般人が意識する必要のないほど、まんべんなく高性能化している。
「パソコン何がいい?」と聞かれたら「見た目で選びなよ」と答えるくらいに。
他方、コンピュータはあくまで道具、と言われ続けながら、未だにハイスペック信仰が根強い。
実はぼくも、MacBook AirをBTO(カスタマイズ)でフルスペックにしようか迷っていた。
結局購入したのは、一番安いエントリーモデルになったわけだけれども。
ぼくがMacを使い続ける理由は、スペック競争だけがコンピュータではないということを認識させられた点にある。
ハイスペックを捨てて、快適さを手に入れる。
「道具」を使う上で大切なのは、本来こういうことなんだろう。
2010年11月15日
まな板?いえ、Macです。

MacBook Airを買ってしまった。かなり思い切った買い物。
心斎橋にあるアップルストアで、スタッフの人にあれこれ質問。
「あとからメモリ増設は?」「できません」ごめん知ってた。
「ネットではCPUとメモリのカスタマイズができるけど?」「店頭では無理です」ごめん知ってた。
という、どう考えても明らかにマイナスなやり取りの末、なぜかぼくの出した答えは「買います」。
ディスク容量の少ない、一番安価なモデルだが、なんだかんだで10万円強。
衝動買いにしてはかなり思い切ったものだ、というか思い切り過ぎだ、と少し自省。
でも、ノートパソコンである。外に持ち運べるのだ。なんとありがたい。
いままで、自宅にはデスクトップのiMacしかなかった。
設置場所にとらわれない、持ち運びに適したノートパソコンが欲しい、というのは、ぼくの積年の希望であった。
想像してほしい。
休日のカフェ、ソファ席でカフェラテをすすりながら、仕事の調べものや報告書の作成。
疲れを感じてパソコンを閉じると、そこが家ではなく、静かなカフェ空間だったことに気づく。
うっとり。
もちろん全部妄想である。
自宅に持ち帰り、カフェでするような仕事など持ち合わせていない。
しかし、IT系の仕事を生業とするものとして、モバイルというツールはとても魅力的。
ただ、頭に浮かぶのは、鴨川でたらたらしゃべるUstreamとか、「遊び」での利用ばかり。
どの程度活用できることやら。