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2010年7月 7日

星に、人に願いを

いのり星

今夜は七夕。
街のあちこちに、色とりどりの短冊が、それぞれの願いを込めて飾られている。
「サッカーがうまくなりますように」だったり、「宝くじが当たりますように」だったり。
自己研鑽を望むものから、金銭的な恵みを求めるもの、世界平和を祈るものも。
老若男女、それぞれ思い思いの願いが短冊にしたためられている。

今夜、大阪の中心部で、願いごとが書かれた光の玉を川へ放流する、というイベントが行われた。
その数、5万個。
単純に考えて、延べ5万人分の「願い」が川に放たれる。
願いの形は、人それぞれ違う。
願いの強さも、人それぞれ違う。
各々の願いを込めた小さな光がつながり、大きな光の川となって流れて行く。

社会とは、人の願いを叶えるために、人間が作り出したシステムだと、ぼくは思う。
組織や個人の持つ願いを、効率的に実現するため作り出されたシステム。
そんな都合のいい世界の中にいるはずなのに、人の願いは尽きない。
それどころか、願いを叶えるはずの世界にいながら、絶望を覚える人がいる。
会社やお客さんの望みのためにばかり動き、心を病む人もいる。

願いとは、自分や誰かの心を満たし、幸せな気持ちにしてくれるもののはず。
七夕の夜、何のための願いか、考えてみるのもいいかも知れない。

ところで、ぼくの願いごとはというと、これはヒミツ。
少し恥ずかしいのと、本気で想い願い、祈っていることだから。
偶然晴れた夜空の星に、静かにこの願いを托したい。

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